<富士クリーンの業務への取り組みについて 2015/3/18>

 現在国内の集合住宅やビル等では、いつでも安全で美味しい水が飲め、流したい排水はいつもきちんと流れ、建物の中の空気はいつでもキレイであることが、当たり前のこととして求められています。
 つまり動くことが当たり前の社会インフラとして期待される「水と空気」それを動かす「給排水設備と空調設備」は、24時間365日間動作し続けることが求められています。

 富士クリーンではこれらを実現するために基本となる考え方や活動を「予防保守」「再発防止」「現場カルテの更新」「一現場一提案」「情報共有」「マナー」等のキーワードで表現しています。
 こうした考え方と活動を “持続” する事で、お客様に喜んで頂いたり安心して頂くことをはじめ、ソフト面(満足感、安心感、納得度、信頼感等)でも、ハード面(建築設備の機能・性能の維持・劣化予防・回復・長寿命化等)でも、様々な課題を解決し改善し続ける事が出来、前に進めるものと考え、全社員が日夜活動を続けております。

 日常における富士クリーンの具体的活動は、以下「4つの作業①~④を、改良を加えつつ、繰り返すこと」です。

①定期点検 (”予防保守 その1”)

 設備点検(ポンプ(給水加圧ポンプ、給水ポンプ、増圧ポンプ、ブースターポンプ、排水ポンプ、タテ型ポンプ、チャッキ弁、窯場、ドレン排水等集合住宅やビル用の全て)、貯水槽と付属配管(定水位弁、ボールタップ、電極棒、各配管)、メーター、減圧弁、ストレーナ、排水管、トラップ、阻集器、排水桝、屋外排水管、グレーチング、伸頂通気管開口部、ルーフドレン管、ドレンヒーター、温床線ヒーター等)。初回の定期点検作業より以前に調査・積算が必要となります。

②定期保守・定期清掃 (”予防保守 その2”)

 排水管清掃(高圧洗浄、排水管洗浄、集合住宅・ビル等の共用部・専有部の全ての衛生器具・トラップ・枝管・継ぎ手・立管(排水立て管)・オフセット・共用横引き管・排水横主管・敷地排水管・第一桝~最終桝(公共桝、公設桝)迄の建物の排水経路全て。)、貯水槽清掃(受水槽清掃)、水質検査、ポンプオーバーホール、空調ダクト清掃(ダクト・空調機・フィルター)、厨房排気ダクト清掃(ダクト(丸ダクト・角ダクト・接続部)・空調機・レンジフード・フィルタ・グリスフィルター・防火ダンパー)、排水槽、雑排槽、雑排水槽、汚水槽、ディスポーザ処理槽、桝(升、枡、ます、マス)、グリース阻集器(グリーストラップ、グリストラップ、グリトラ、グリースインターセプタ)等。初回の定期保守作業より以前に調査・積算が必要となります。

③緊急対応 (”不具合発生後の保守”)

 排水不良(流れ悪い。排水口・トラップ・排水管(枝管・共用管)・桝(排水枡(塩ビ桝)・インバート桝(汚水桝)・公設桝・雨水桝・トラップ桝・浸透枡・泥溜め桝・ドロップ桝等)・グリース阻集器(グリーストラップ)・雑排水槽・汚水槽・ディスポーザ処理槽等)、閉塞(詰まり)、漏水(漏れ)、断水、異臭、異音、凍結、給水(蛇口・混合栓・飲料・飲み水・手洗い・風呂・バス・シャワー・洗濯・給水・給湯・洗面・トイレ・ロータンク・ボールタップ)不具合等

④スポット工事(更新工事(排水管更新、給水管更新)、更生工事(ライニング)、大規模改修、改修工事、交換工事等 “取替・改修・改善・正常化・恒久処置・調査報告”)


調査・積算・提案・説明・工事・施工管理(現場管理)(排水管の更新・補修、給水管の更新・補修、ポンプ工事(交換・直圧化・修理・オーバーホール等)、パッキン・蛇口・シャワーホース・キッチン・風呂浴槽・ユニットバス・受水槽・洗濯パン・トラップ等衛生器具の取替、内装復旧等)

 富士クリーンにお任せ頂く皆さまの建物の給排水設備や空調設備の維持は、上記①~④を基本作業として、各作業終了毎に行う「現場カルテ更新+報告+提案」と合わせ “定期的にメンテナンスし続けること” が基本です。
 「時間や使い方と共に変化してゆく建物とそれに付帯する設備」に対して、こうした “定期的なお手入れ” を繰り返し “持続” することで、建物の寿命に至る迄 “(給排水設備や空調設備)本来の機能や品質のまま” お使い頂ける “末永いメンテナンス” が可能となります。

 社会の進化や年月経過と共に、建築物とそれに付随する設備は、高集積化、高層化、並行して老朽化が進みます。
 そうした変化し続ける建築物、設備の保守を担う活動の中で、私達富士クリーンは、お客様から求められ続ける快適なサービスを満足度高く提供するべく、経験と研究と開発を互いにフィードバックしながら、日々学習、経験、反省、工夫を積み重ねて、今後も社会のインフラを支える一員として、真摯に積極的に活動して参ります。